モススプリングレガッタ1日目

遂にレース当日がやってきました。宿から外を見ると、モス乗りの皆さんが続々と到着し、準備を始めています。いったいモスに乗っている人ってどんな人なんだろうと、不安と期待いっぱいでビーチスマリーナに向かいました。
ビーチスに着くと、私の船の元オーナが皆さんを紹介してくれました。「何だ、全然若くないじゃん」、「腹が出てるね」など初対面にもかかわらず厳しい言葉が飛んできます。一瞬戸惑いましたが、そのお方が私の船の製作者だと聞き少し感動しました。皆さん和気藹々とモスのウンチク話に花を咲かせています。妻からはレースなのになんでみんなあんなにヘラヘラしてるの?と質問され、回答に困るほどでした。風が弱いためしばらく風待ちをしましたが、昼前から良い風が吹き出し、第一レースは11:30スタートとなりました。


スタートラインに向かう私。昨年のチャンピオンとの2ショットです。カッコいい!


P旗(準備信号)が揚がっているのでスタートまで4分以内です。あまりウロウロすると沈をして疲れるため、時間が来るまで安定姿勢で待機しています。


第一レースのスタート。左に一艇だけ離れて見えるのが私です。かなりジタバタしましたが、何とかスタートを切ることが出来ました。


皆さん行っちゃいました。ここからは孤独との戦いです。

こんなに長い距離ののぼりを走ったのは初めてです。ヘタクソなので一つ一つのアクションが大きく、特にメインシートトリムでは50cmくらいの長さで重いシートを出し入れするため、すぐに疲れてしまいます。こんなペースで上マークまで持つかな?と心配しましたが、何とかもちこたえました。しかし、このヘロヘロ状態で不安定な下りのレグを走るのはつらすぎました。ある程度まで落とすと船が不安定になり、オーバーヒールでブローチング、アンヒールをすると船がどんどん風下に向いてそのまま沈です。ヒールを起こして当て舵をあてれば元に戻ることが多いですが、疲れているためタイミングが遅れることが多く、ヒールの限度を超えてコントロールを失います。何度沈したかは覚えていません。マークがそこに見えているのに、、、あせればあせるほど体がうまく動きません。結局、第2レースのスタートには間に合わず、力尽きて第3レースも続けてリタイヤしました。
休んでいる間、ベテランのセーリングを眺めていました。これまで他の人がモスに乗っているのを見る機会はほとんどなかったので、非常に新鮮で勉強になりました。


ただいまぁ。何とか生きて帰ってきました。

夜のパーティーでは昼間のビデオ映像を酒の肴に、遅くまで好き放題語り合いました。上手な人の操船は芸術的ともいえるもので、何度見ても飽きることはありませんでした。あと琵琶湖のフナ寿司、とてもクサ、いやおいしかったです。
レース二日目に続く。。。

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