全日本国際モス級選手権2008 1日目

レースの前日、仕事を一時間早く切り上げて、妻と一緒に浜名湖に向かいました。夕方6時に多治見を出発し、到着したのが10時半。宿泊客が3人しかいなのに、民宿の主人が温かいお風呂を用意して待っていてくれたのはありがたかったです。
レース当日、8時半ごろビーチスマリーナに向かうと、ほとんどのメンバが到着して準備を始めています。今回の参加艇数は、沼津5、江の島2、葉山2、三浦2、琵琶湖1、銚子1、浜名湖2の計15艇です。その中に私と同じ普通艇で参加される方がお一人いらっしゃいました。その方はモスに乗り始めてまだ半年ということなので、私の方が少し長いことになります。早速、頑張らなければ!という気持ちになりました。
ところで先週、ブームの部品が曲がるというトラブルありましたが、元オーナーに話したところ、当日交換作業を手伝って頂けることになったため、急遽アルミのプレートを調達しました。開会式まであまり時間がないため急いで作業に取り掛かります。
まずは曲がってしまった部品の取り外しです。ボルトが電蝕で固着して回らず、ハンマーとドライバでトントン叩きながらゆっくり取り外しました。その後、新しいアルミプレートにケガキ、ポンチ打ちを行い、ドリルで3mm程度の’下穴’をあけました。5mmの穴を開けるのに、小さ目の’下穴’を先に開けておくと作業が楽なんですね。一つ賢くなりました。


一時間弱で加工と取り付けが完了しました。これで安心して海に出られます。元オーナーには、作業を手伝って頂いた上にセールまで譲って頂き、本当に感謝しています。

今回のモス全日本はスズキ自動車の全面バックアップで行われるため、開会式にはスズキ自動車の関係者が大勢来ていました。途中でビキニを着たレースクイーンが出てきた時には驚きました。。


出艇前のマリーナの様子(写真は2日目のものです)

第1レースは5m程度の順風の中スタート。コースは、スタート -> 上マーク -> 下マーク -> 上マーク -> フィニッシュのオーソドックスなものですが、不安定なランニングのレグが2回もあるため、私にとっては難易度が高めです。2回目の上マークまでは割と順調に帆走できたのですが。その後風が上がり、フィニッシュまであと少しというところで沈を連発し、フィニッシュラインに到達した時にはすでに次のレースが始まっていました。つまり、第1レースはDNF、第2レースはリタイヤです。第3レースこそは!と気持ちは前向きだったのですが、その後さらに風が上がり、結局次のレースもスタートラインにたどり着くことができませんでした。スタートできなかった時点でマリーナに帰ればよかったものを、どういうわけか私はただひたすらスタートラインを目指していました。あまりにも連続する沈を見かねてレスキュー艇が駆け寄り、私にレスキューの決断を告げます。残念でしたが、諦めるしかありませんでした。
その後、レスキューボートの風速計を見てびっくり!8-9mはコンスタントに吹いていて、ブローになると最高11mまで吹き上がります。今シーズン私が経験した中では一番の強風です。しばらくして私は冷静さを取り戻し、「また明日頑張ればいいや」という気持ちになってきました。明日はもう少し風が落ちることを願います。

自艇が曳航される様子。船だけ先に帰って来たものだから、陸上で待っていた奥さんはかなり心配したようです。このレースが終わったらモスを売って、ヨットにのるのはもうやめてくれとまで言われてしまいました。なだめるのにとても苦労しました。。
夜は懇親会が盛大に開かれ、おいしい料理やお酒がふるまわれました。懇親会は私にとって、他のモスセーラーからテクニックを教えていただく貴重な場でもあります。この夜も一つ勉強をしました。

 「強風のランニングではメインシートを解放してはいけない」

大きくオーバーヒールをすると、思わずメインシートを解放して風を逃がしたくなりますが、ランニングでこれをやると、風圧がすべて前方向にかかり、バウ沈、挙句の果てには前転してしまいます。メインセールは少し引き気味で、大きくヒールする前に舵&メイントリム&体重移動でバランスを取るのが基本だとのことです。強風でまともに乗れるようになるまで、まだまだ時間がかかりそうです。。。
明日もまた頑張ろう!

[風速] 5-11m [風向] 西 [天候] くもり [乗艇時間] 4時間

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