8度目のモス挑戦

久しぶりにモスに乗って来ました。早朝6時に多治見の自宅を出て、8時過ぎに海陽ヨットハーバーに到着。まずは修理箇所の最終確認です。バウ、デッキ、ラダーの補修部分は、十分に硬くなっておりセーリングには問題なさそうです。曲がっていたフォアスティの金具も万力で修復して取り付けました。あと交換が必要な艤装品などは近くのラグーナマリーナまで買いに行きました。

艤装していると、ハーバーのスタッフが近くにきて「モスってかなり難しいですよね?」と話しかけてきました。

   私:はい相当難しいです。このまえなんか救助されちゃいましたよ。。。
スタッフ:そりゃ(モスなら)されるでしょう。。。何回乗ったの?
   私:7回くらいかな。たぶん今日も港を出るだけで精一杯だと思います。
スタッフ:そりゃ(モスなら)そうでしょ。出れないんじゃないですか?
   私:まぁなんとか頑張ります。

ってな感じで会話がはずみ(?)ました。なんだかスタッフの方はモスで苦い経験でもあるようです。
船のチェックと艤装が全て終わったのは11時半。朝弱かった風も5mくらいまで上がってきました。海を見ると、学連のヨット部が昼休みで帰って来たため、邪魔をしてはいけないと思い、自分も昼飯を食べることにしました。海陽のレストランでお昼を食べていると、長距離クルージングから帰ってきたばかりのホーネットのメンバに会いました。蒲郡から半年かけて、アリランカップ(福岡?韓国)、ハウステンボスカップ(長崎)、宜野湾レース(沖縄)、火山めぐりレース(宮崎)などをまわって、先週帰ってきたとのことです。航海日記に思わず見入ってしまいました。

ところで全然話は変わりますが、海陽ヨットハーバーは私が10年前ヨットのことを何も知らない頃、葉山14を買って停泊したハーバーです。そのころは港の中で沈してマストが海底に刺さったり、入り口の不安定な風で防波堤にあたりそうになったり大変な思いをしましたが、今の自分もその頃の状況と重なってしまいます。そんな懐かしい記憶を思い出しながら、さっそく海に出ることに。。。まずは無事に帰って来れるよう、出着艇の練習を何度も行いました。出艇の時に風で浅瀬に押し流されてしどろもどろになっていると、周りで見ていた学生さんたちが後ろから押してくれて助かりました。
海に出ると5mくらいの私の一番得意な風が吹いていました。この風であれば、なんとか風下側のウィングを水につけずにヒールを抑えて走らせることが出来ます。ただし、タックはかなりあやしいです。特に反対舷に体を移動するタイミング、速さ、程度など、全て船の動きに効いてくるので、上手く決めるのは至難の業です。こればかりは回数こなさないとうまくなりません。舵を切るタイミングは少しわかってきましたた。今日くらいの軽風では、風に立った瞬間に急激にスピードが落ちて舵が効かなくなるので、風に立つ時間を出来るだけ短くするために、素早く船を回すことが重要なようです。
あと、上り角60度では安定させて走ることができるのですが、それ以上の角度ではすぐにパワーが無くなりスピードを維持することができません。レースで勝つような選手は実際どれくらいまで登らせているのか知りたいところです。
無事に練習が終わり片づけていると、以前からモスに興味があったという大学生がきて、「モスってかなり難しいですか?」「ディンギーの経験があってもだめですか?」「水中翼は付いているのですか?」など、色々質問してきました。また来週来るなら乗ってみる?と聞いてみましたが、今日は静岡から遠征なので来週は来ないとのことでした。
モスがオリンピック種目に立候補しているという噂をちらっと聞きました。将来は学生のヨット部もモスに乗る時代が来るのでしょうか。。。


後ろに見えるのはラグーナの観覧車

風速:5mくらい 風向:南 天候:晴れ

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