今日は一昨日と打って変わって微風のコンディションで、山田造船からは、テーザー、シードスポーツ、葉山14、モスの4艇が出艇しました。この風だと、モスでもほとんど沈をすることはありません。上り角度ではスループ艇には勝てませんが、フリーではテーザーやシードスポーツと互角の勝負です。良い加速を見せる一方、止まるのも早いので、いかにスピードを維持するかが鍵になります。微風だと上半身の重さ(マストとセールの重さ)がバランスに大きく影響するため、ウィングを水につけない状態でバランスをとるのが非常に難しいです。ある程度まで起き上がると、勢い余ってブームが反対弦に返ってしまいます。どうすればうまく走れるのかはまだまだ研究の余地がありそうです。
2時間半程度のセーリングの後、漁港に戻ってくると、港内には30m級の作業船が2隻停泊していました。珍しい光景だなと思いましたが、そのうちの一隻が方向転換をしているようだったので外でしばらく待ち、錨(いかり)をおろしたのを見届けると、自分たちも入港しました。しかし、その後。。。。。その作業船はとつぜん錨を上げたかと思うと、スクリューを全速力で回し始めたのです。セールの裏から「おい!そこのヨット危ない。近づくな!」という怒鳴り声が聞こえてきました。何が起きたんだと思いのぞき込むと、横山さんの葉山14が作業船に近づいています。港内の水面はまるで鳴門海峡の渦潮のようです。状況が飲み込めず、あっけにとられていた私は舵を忘れて防波堤まで流されていました。ここなら足が付くと思った私は、メインシートで船が流されないように縛り、渦が収まるまで耐えていました。横山さんも命からがら防波堤の浅瀬に流れ着きました。
冷静になって見てみると、ドックで下りなくて立ち往生していた船をもう一方の船で引っ張ろうとしているようでした。後から聞いたところによると、これまで3回ほど挑戦しているものの成功せず、さっきなんかすごい音をたてて牽引ロープがはじけ飛んだらしいです。それにしてもヨットが近づいていてもスクリューを止めないなんて本当に恐ろしい話です。。。何とか生きて帰って来られてよかったです。

次回は5日の9:00AMから、西浦(山田造船)で練習の予定です。
風速:2-3m 風向:南西 -> 西 天候:晴れ